相談室長ごあいさつ
記事公開日:2018年05月18日
「子どもの心理相談室」室長の渡部公容です。本相談室では、今日の子どもたちのこころの問題に対して発達心理学や児童臨床心理学の立場から、相談に応じています。また養育上の不安、悩み、あるいは家族関係の問題に対しても、心理面接を行っております。近年、子育てに悩むお母さんたちが、その悩みを相談する機会がないために、子どもに対して適切な対応がとれず、ますます問題解決に苦慮している場合があります。私たちスタッフのこれまでの臨床経験が少しでも子どもたちの成長と、お母さんたちのお役に立てればと願っています。
なお、本相談室は、日本の伝統仏教教団である日蓮宗を母体としています。相談室はお寺の中に設置されていますが、社会福祉法人 立正福祉会(注)として相談活動を行っており、特定の宗教的立場から相談を行っているものではありません。
本相談室は、第二種社会福祉事業として「児童の福祉の増進について相談に応ずる相談室の経営」と位置付けられおり、平成9年度に立正福社会の本部相談室として開設され、子どもの相談、子育て支援のほか、公開講演会「こころの講座」などを行っています。
また、相談にあたって個人の宗教的信条をお尋ねすることも一切ありません。どんな小さな問題でも結構ですので、ご心配なこと、気になることがあればどうぞご遠慮なく、本相談室の扉をたたいてください。