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青少年こころの相談室

 平成13年度より開設された本部相談室「青少年こころの相談室」は、近年複雑深刻 化する家庭と青少年の関する諸問題に対応する目的で、幼児期及び児童期の問題を専門 とする「子どもの心理相談室」と呼応し、独立的な本部相談室として実際の相談活動を 行いながら、活発な研究活動とともに次世代の相談員の育成を目指している。

  平成22年度立正福祉会本部移転にともない、厚生省指導により定款変更が行われ、 相談活動の内容が第2種福祉事業にもとづくものと明確化され、児童デイサービス事業、 助産施設、保育所・母子家庭等の日常生活支援事業など児童に関する相談活動が主とな ることから、「青少年こころの相談室」は児童の相談活動については、大明寺の運営す る「深愛幼稚園」でこれまで行ってきた、子育て支援(発達障害や多動症等の相談、行 政との連携での育成指導)に当相談室との連携をはかり、研修活動や相談対応を積極的 に組み入れた。

 したがって、これまでの青少年問題、カルト問題の相談は公益事業として、幼稚園の 相談とともに両面、合わせて幅広く活動している。

 

【重点目標について】

  当相談員室長は、JSCPR(日本脱カルト協会)の理事として、カルト問題に対処してしいる関係からカルト問題に対応している相談室として全国に知られ、年間の相談件数は相当数にのぼる。

 又、青少年問題(不登校、非行、自死等)の相談も多く、その対応と研究も兼ね併せ、教育相談、宗教問題研究にも力を入れている。今日、家庭教育、学校教育の機能回復の要請は必要不可欠であり、研究も踏まえて、 地域はもとより、各諸機関の要請に応えるため、研修会、講演会、シンポジュウム等を開催。

 又、講師派遣も行い、引きこもり(不登校)自死、鬱、カルト入信などの相談とともに予防の警鐘を鳴らしている。

 

【協力機関、団体】

  カルト問題では、警視庁、公安調査庁、弁護士会等との協力。JSCPR(日本 脱カルト協会)、霊感商法弁連。教育関係では、市の療育センター、青少年相談所、 育成部、幼稚園協会、等と協力。
【人材養成活動】

   有能な後継スタッフの育成と充実を図ることを目的に、大学生や臨床心理士等にも 広く研修の場として開放し、相談員講習や基礎講座の講師、運営にも関わり、講師 スタッフの派遣も行っている。

 

【相談活動について】

  近年の相談は宗教問題(カルト問題)が約70%を占め、仏教系カルト教団やセ ミナー系、癒し系と、新しいカルト組織が増え、オウム真理教の分派アレフはいま だ信徒が増えていることで、平成27年は地下鉄サリンテロ事件から20年が過ぎ、   オウム真理教無差別殺テロを知らずに入信する若者が多い、このことでも相談があ り、キリスト教系の統一教会でも被害者は多い。

これらの相談と対応は、とても現スタッフでは間に合わないのが現状であり、相   談受け皿の拡大が急務といった状況である。

 その他 鬱や依存症、引きこもり、自死問題、家庭内暴力、虐待、自閉症、精神 発達遅滞、情緒障害、DV等の相談も多く、現代社会が混迷していることを感じる。

 又、どの相談でも対応施設や、自立支援センターが必要で、寝泊りできる施設、 対応するスタッフの必要は不可欠である。当相談室でも、空き部屋があれば数日か ら数か月は受け入れることがあるが、原則対応するスタッフが寝泊りできる状況で はないので難しい。当法人でも早急の対応検討すべき事業課題である。